オウム真理教の後継団体「アレフ」の信者が公安調査庁の立ち入り検査を妨害したとして逮捕されました。警視庁が施設の内部を捜索し活動の実態を調べています。

捜索を受けたのは、地下鉄サリン事件などを起こしたオウム真理教の後継団体、「アレフ」の東京 足立区の施設です。

警視庁によりますと、この施設には出家信者およそ20人が生活していて、16日公安調査庁が立ち入り検査をしようとしたところ、アレフ側がすぐに応じず、入り口付近で調査官が手首をつかまれるなどして妨害されたということです。

警視庁は信者の嶋津孝之容疑者(63)を公務執行妨害の疑いで逮捕しました。

捜査関係者によりますと、アレフにはオウム真理教の元代表、麻原彰晃、本名・松本智津夫元死刑囚の影響が今も強く残っていて、16日の立ち入りでも元代表の写真が室内に掲げられていたほか、説法を収録した教材などが確認されたということです。

また、団体名を隠したまま、若者などの勧誘を続けている疑いがあり、警視庁は活動の実態解明を進めることにしています。(引用:NHKニュース)

厳正にたいしょしていただきたいですね。